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だまされやすい人の3つの特徴

 そもそも、依存心が高く、だまされやすい人には次のような特徴があると西田氏は言う。

(1)衝動、欲求を制御するのが苦手

 ネットなどでつい衝動買いをしてしまい、部屋はいらないものだらけ、といった人は危険。甘い夢を見がちなところがあり、うまいもうけ話を聞くとついコロっとだまされてしまう。

(2)やさしくて温厚

 和を乱したくない、他人に嫌われたくないという思いが強く、頼まれるとノーといえない。

(3)巧みな話術に乗せられやすい

「なんだかいい人だな、この人の言うことなら間違いなさそうだ」などと、無批判に相手の話を聞き、信ぴょう性を考えない。

 3つすべて当てはまるようなら要警戒だ。

「どれも日本人にありがちな特徴では。ただでさえ、日本社会は同調圧力が高く、依存関係が働きやすいところがある。周りの意見に合わせるうち、危険か危険でないか自分の頭で判断することすらしなくなってしまうのです」と西田氏。

 男性の場合、“情報弱者”と思われるのが嫌で、被害を受けたことを周囲に言えないケースも多い。その結果、人知れず借金を抱え込むなど、ますます泥沼にはまってしまうことになる。

悪徳業者、詐欺師のテクニックは
優秀なセールスマンと同じ

 では、詐欺や悪質商法から身を守るにはどうすればいいのだろうか。

 1つは、契約書を受け取ってから一定期間内(契約書を受け取った日を含め、訪問販売などは8日間、マルチ商法は20日間)に解約できるクーリング・オフについて知っておくことだろう。訪問販売や電話勧誘などで突然勧誘され、契約してしまった場合やマルチ商法、エステ、語学学校などの契約で認められている。また、マルチ商法の場合、事実と違うことを告げられた、あるいは故意に事実を告げられなかったときは、契約の申し込みや承諾を取り消すことが可能だ。

 ただその前に、業者たちのだましのテクニックを把握し、危険かどうか見抜くための心構えをもつことも肝心だろう。