米スポーツ用品大手ナイキが24日発表した6-8月期(第1四半期)決算は7%の増収となった。中国の売上高が大幅に伸び、米中貿易摩擦にもかかわらず中国が成長の原動力となっていることを示した。ナイキの大中華圏での売上高は22%増の16億8000万ドルに達した。世界で販売される同社製品の約25%は中国で生産されている。一方、北米市場の売上高は約4%増の42億9000万ドルとなった。総売上高は前年同期の99億5000万ドルから106億6000万ドルへ増加し、アナリスト予想の104億4000万ドルを上回った。純利益は25%増の13億7000万ドル、1株利益は0.86ドル。ファクトセットがまとめたアナリスト予想は1株利益が0.71ドルだった。
ナイキ、6-8月は増収増益 中国市場が成長けん引
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