米アップルは経営再建中のジャパンディスプレイ(JDI)への投資額を倍増することを検討している。この件を直接知る複数の関係者が明らかにした。JDIは26日、800億円規模の支援パッケージの半分超を担う予定だった中国の投資ファンド、嘉実基金管理から出資を取りやめるとの通知を受けていた。アップルは100億円を投じる計画だったが、嘉実基金管理が支援を見送ったため、200億円への増額を検討しているという。アップルの東京在勤の広報担当者からはコメントが得られていない。