社内のローカルルールに過剰適応すると
世の中からずれていく危険性も

 決して、社内からの評価を軽視せよと言っているわけではありません。信頼できる上司や組織からの評価は素直に受けとめて、改善や成長の原動力にすべきです。
 
 ただ、気を付けておくべきなのは、社内的な評価が高くても、その社内だけで通用する特殊なスキルや立ち振る舞いばかりを磨いた場合、会社の外に出た時の評価が必ずしも高くはならないということです。

 極端な例ですが、残念ながら公序良俗に反するような行為を社員にやらせて「よくやった」と評価するような会社が世の中には存在します。そうした会社の内部での評価を高めるために頑張っても、世の中の基準からはどんどんずれていく危険性があります。

 特に、中小規模のオーナー企業においてはローカルルールを身につけなければならないことも多いのですが、それがすべてとは思わないことが大切です。

(株式会社クライス・アンド・カンパニー代表取締役 丸山貴宏)