サウジアラビアはイエメンでの部分的停戦に合意した。事情に詳しい関係者が明らかにした。サウジは同国で、親イランの反政府武装組織「フーシ派」との戦闘を続けている。サウジの決定は、フーシ派が先週イエメンでの一方的停戦を宣言したことを受けた。その直前にフーシ派は、9月14日にドローン(無人機)や巡航ミサイルを使って行われたサウジの石油施設へ攻撃を巡り、犯行を認める声明を出していた。ただ、サウジ、米国、欧州の政府関係者はフーシ派の犯行声明を信じておらず、イランの役割を隠すための試みだったとみている。石油施設攻撃の後、フーシ派内ではイランから距離を置くべきだとするグループと、イランとの関係強化を望むグループの間で溝が深まった。
サウジ、イエメンでの部分的停戦に合意=関係者
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