有名なキャラもののゲームは当時、駄作になると相場が決まっていて、「このゲーム、キャラものなのにこんなに評価が高いんだ!」と筆者は驚いた。

 ちょうど伯父がいとこにそのソフトを買い与えるか検討していたので、筆者は「面白いと思うよ!」と太鼓判を押した。何しろ辛口で評判のゲームレビューがそこまで高評価だったのである。

 いとこの家にそのソフトがやってきて、筆者もプレーさせてもらったところ、駄作という言葉がもったいないほど救いようのない、地獄のような代物だったことが判明した。

 伯父といとこに心底申し訳なく思うとともに、「これはキャラの会社から雑誌社にワイロが贈られて情報が操作されたんだ!そういうこともあるのだ」と、きたない大人の世界を斟酌しなければならないことを学んだのであった。

 当時はこのように暗闇の中、手探りで情報を収集していかねばならなかったが、現在は口コミが非常に発達しているので、ゲームにおいてもこれを参考にすればよろしい。SNSや通販サイトの評価コメントは実に参考になる。

 ゲームレビューに限った話かもしれないが、Amazonのカスタマーレビューは有益な情報の筆頭である。業者のなりすましやあくまで一ユーザーの個人的感想の域を出ない点に注意する必要はあるが、購入を迷っている人にはありがたい指針となる。

 このAmazonのレビューで、ゲームの面白さを伝えるだけにとどまらず、読む人に感動を与えたものが散見される。これを紹介したい。

人生観を変えてくれた名作への感想
感想に涙した人多数

 これはかなり有名なレビューなので知っている人が多いかもしれない。ニンテンドースイッチ『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』に関するものである。

 この作品は謎解きと冒険で人気を博している『ゼルダの伝説シリーズ』の一タイトルで、2017年に発売された。同タイトルの特徴として、初めてオープンワールドが採用されたことが挙げられる。

 オープンワールドとは、ゲーム内の世界を好きに動き回れるようになっているシステムのことで、「最初にこれをやらなくちゃいけなくて、その次はあれをやって…」といった筋書きが厳密に用意されていない。ゲームがスタートしたらもう勝手に何をしてもどこにいってもいいのである。