>>(上)より続く

童心にかえった50代男性
不気味なゲームデザインとは裏腹に

 これもそこそこ有名で、その界隈では称賛をもって迎えられているカスタマーレビューである。ゲームは『Dead by Daylight』(以下『DbD』)という対戦型ホラーゲームで、本田翼がプレーしていたことでも注目を集めた。

 鬼ごっこのようなゲーム、というと平和だが、意匠がいちいちおどろおどろしい。鬼は「殺人鬼(キラー)」と呼ばれ、子の「生存者(サバイバー)」をナタやチェンソーを持って追いかけるのである。

 キラーに攻撃されたサバイバーは倒れるので、キラーはそれをかつぎあげて「肉フック」と呼ばれる処刑台にサバイバーをつるす。ごついフックがサバイバーの肩を貫通し、血しぶきがあがり、サバイバーは絶叫する。そのまま一定時間たつとサバイバーは天に召されて、「エンティティ(実在)」なる謎で邪悪っぽい存在の生けにえとなりゲームオーバーとなる。

 4人のサバイバーは協力しつつマップからの脱出を目標として、1人のキラーから逃げ回りながら発電機を5つ直す必要がある。発電機が直ると出口の門が通電するので、門を開けて脱出することができる。