ドナルド・トランプ米大統領の個人弁護士、ルディ・ジュリアーニ氏が進めているジョー・バイデン前副大統領の調査をほう助していた旧ソ連出身の男2人が9日、選挙資金法違反の疑いで逮捕されたことが分かった。裁判所に10日、出廷する予定だ。関係筋が明らかにした。逮捕されたのはフロリダの実業家、レブ・パーナス、イーゴリ・フルーマンの両容疑者で、マンハッタンの連邦検事局が捜査を進めていた。ジュリアーニ氏は5月、2人が自分の顧客であると述べていた。 米連邦選挙委員会(FEC)の記録によると、 両容疑者はトランプ氏を含む共和党陣営に献金していたほか、2018年5月には、トランプ支持派のスーパーPAC(選挙資金管理団体)「アメリカ・ファースト・アクション」に対し、有限責任会社「グローバル・エナジー・プロデューサーズ」を通じて32万5000ドル(約3500万円)を投じている。