バイデン前副大統領の次男のハンター氏(49)は13日、中国の未公開株(PE)投資会社、渤海華美(上海)股権投資基金管理有限公司の取締役を今月31日付で退任することを明らかにした。ハンター氏は、バイデン氏が大統領に選出されれば、外国企業の取締役会には就かない意向も表明した。バイデン氏は来年の大統領選に向けた民主党の候補者レースでトップを争っている。トランプ氏は7月、ウクライナ大統領との電話会談で、バイデン氏が現職の副大統領だったときのハンター氏の仕事について調査するよう依頼。中国に対しても、ハンター氏の中国企業との関係を調査するよう公に求めていた。トランプ氏はこのところ、バイデン一家に対する挑発を繰り返している。集会やツイッターでは、「ハンターはどこだ?」と問いかけ、支持者から拍手を浴びている。最近の世論調査では、エリザベス・ウォーレン上院議員(マサチューセッツ州)が首位に立ち、バイデン氏は後退している。
バイデン氏の息子、中国企業の取締役退任へ
有料会員限定
あなたにおすすめ