ミック・マルバニー大統領首席補佐官代行は17日、2020年主要7カ国首脳会議(G7サミット)をフロリダ州マイアミに近いドナルド・トランプ大統領一族の高級リゾート地で開催すると述べた。トランプ氏が大統領の地位を利用して個人的利益を得ようとしているとの批判を振り切った格好だ。トランプ氏は8月、米国が議長国となる次回のサミット開催地としてゴルフリゾートの「トランプ・ナショナル・ドラル・マイアミ」が最適だと述べていた。議長国はG7メンバーが毎年交代で務める。トランプ氏はまた、大統領としての地位を利用して利益を得ようとしているとの指摘に反論。大統領を務めることで何十億ドルも失っているとし、マイアミ施設の利点を強調していた。