最近ワシントンでは、大手ハイテク企業の関係者の姿が頻繁に見られる。これら企業の資金も飛び交っている。フェイスブック、アマゾン、アップルの今年のロビー活動費は、史上最高額に達する勢いだ。連邦政府への届け出の中で明らかにされたロビイストへの支出によると、今年1~9月のフェイスブックの同費用は前年同期比で25%近く増え、1230万ドル(約13億4000万円)となった。先週発表された四半期報告によれば、アマゾンのロビー活動費は16%増の1240万ドルで、現時点で全ての米企業の中でトップだ。他のハイテク企業の今年これまでのロビー活動費は、アップルが8%増、マイクロソフトが9%増となっている。米監視団体「責任ある政治センター(CRP)」によると、9月末までのフェイスブックのロビー活動費は、個別の米企業の中で2位となっている。3位はノースロップ・グラマンの1100万ドルだった。
テク大手ロビー活動に本腰、反トラスト調査受け
フェイスブックとアマゾンが活動費を増加、グーグルは減少も依然高水準
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