中国のアリババグループが発表した7-9月期(第2四半期)決算は40%近い増収となった。中核の電子商取引で売上高が拡大したほか、プラットフォームの利用者数も増えた。売上高は1190億元(前年同期は851億5000万元)と、ファクトセットがまとめたアナリスト予想の1170億元を上回った。調整後1株利益は13.10元で、やはりアナリスト予想の10.75元を超えた。1株(米国預託証券)あたりの利益は3倍以上増加し、27.51元となった。傘下のアント・フィナンシャル・サービシズ・グループの株式33%を取得したことに伴う一時利益を計上した。モバイル端末を通じた月間アクティブユーザー数(MAU)は7億8500万人と、4-6月期の7億5500万人、前年同期の6億6600万人を上回った。