フィットネス関連のウエアラブル機器を手掛ける米フィットビットは1日、米グーグルの親会社アルファベットに買収されることで合意したと発表した。買収価格は21億ドル(約2270億円)で、アルファベットはフィットビット1株当たり現金7.35ドルを支払う。買収手続きは2020年に完了する見通し。フィットビットは7月、スマートウオッチの新機種「Versa Lite(バーサライト)」の売れ行きが予想を下回ったことを受け、2019年通期の売上高予想を引き下げていた。米アップルや韓国のサムスン電子によるスマートウオッチの人気商品に対抗するため、フィットビットはフィットネストラッカーに加えてスマートウオッチを発売した。