基礎訓練1
追突のショックから立ち直りましょう

 最近、あなたを苦しませた侮辱、衝突、傷、怪我などのすべてについて考えてください。

 大きなものである必要はありません。人生はたいてい、強烈ではっきりした衝突ではなく、もっととらえがたい、エネルギー的にコツンとくるような出来事をたくさん与えてくるものです。

例)同僚から嫌味を言われた。    
例)あなたが話しているとき、他人が突然口をはさんだ。
例)接客係が不愉快なまなざしを向けた。 
例)露骨に無視された。
例)見下したような非難をされた。
例)侮辱された。
例)下品な言葉を使われた。
例)ネガティブな意見を聞いた。
例)あなたが話している最中、相手がため息をついた。

 これらは、周囲の意識的あるいは無意識の振る舞いによって、エネルギー的に接触されたり、追突されたりしたことを意味しています。

 あなたが気づかなければ、あなたは正しい道からはじき出されるかもしれません。しかも、何が自分にぶつかったのか、あなたが理解する以前にです。

 ですから、つねに流れにいるために備えたほうがいいでしょう。次のような方法があります。

1.いつものように、最初に呼吸をしましょう。
次に、ネガティブな批評や意見に出合ったとき、あなたが内側でどのように感じたか、大きな声で言いましょう。

2.もう一度呼吸し、あなたの人生の外部で起こっていることを大きな声で認めてください。事実だけに集中しましょう。
「~したらどうだろう」「~になるかもしれない」というのは避けましょう。実際にあるものだけを認めてください。

3.深く呼吸し、次のように自問しましょう。
「目の前の苦しい状況に反応する方法として、最も自分に対して優しいやり方は何ですか?」
それから、内なる声に耳を傾けてください。

 恐れたり、大騒ぎすると、アドレナリンがあふれてきます。なので、その影響を取り去るために何度か余計に呼吸をする必要があります。

 大きな緊急事態でさえ、地に足を着ける呼吸をすれば、うまく対処できます。

 毎日、数回、自分の波動をチェックする練習をしてください。

基礎訓練2
予期せぬ状況を楽しみましょう

 今日、計画通りにいかなかったことすべてと、それにあなたがどう対処したかをリストにしてください。

 その日がいつもとは違う状況でも、あなたは流れの中にいましたか? それとも、物事が計画通りにいかなかったのでイライラしていましたか?

 悪いことだけでなく、予期していなかったよいことも書き出してください。するとまもなく、よい驚きが、頻繁に起こってくるようになるでしょう。