米主要州で5日実施された州の議会・知事選では、民主党がバージニア州議会を奪還するとともに、ケンタッキー州知事選でも想定外の勝利を収める勢いだ。2020年の大統領選を控え、トランプ大統領の影響力も限られていることが示され、共和党は守勢に立たされている。共和党はミシシッピやケンタッキー州などで行われた選挙では総じて勝利したが、バージニア州では上下両院ともに民主党に奪われた。民主党はこれまでバージニア州の知事職や連邦上院議席などを獲得しており、今回の選挙でさらに基盤を固めることになる。ティム・ケーン上院議員(民主、バージニア州)はツイッターへの投稿で「バージニアは昨夜、(トランプ氏を拒否するとの)強いメッセージを送った」と述べた。
トランプ氏応援も効果薄く、地方選で共和守勢
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