ビジネスでは常に考える必要があるビジネスでは常に考える必要がある(写真はイメージです) Photo:PIXTA

多くの問題が発生するビジネスでは常に、問題解決のためにさまざまなことを考えなければならない。「真の問題解決」ができる考え方を身に付けることが必要だ。その具体的な方法とは。(AKTANA International LLC プリンシパルコンサルタント 高橋洋明)

基本的に
ビジネスの問題は2つ

 前回の記事(『営業は顧客や環境の変化を「売れない理由」にしてはならない理由』)では、結果を出せないビジネスパーソンは、自分が結果を出せない理由を見つけ、そのせいにして、それ以上考えないこと、そしてそこに生じる損失の大きさも見てきた。

 その上で、「問題を俯瞰(ふかん)して捉え、モノの見方の次元を高める考え方」が非常に有効であることを、今回取り上げてみよう。

 ビジネスでは常に、さまざまなことを考えなければならない(以前お伝えした『「自分で考えない人ほど「仕事ができる人」と勘違いされ、昇進する理由』『上から目線、やたらとダメ出しする人ほど「考えない人」が多い理由』も合わせて参照されたい)。