営業職は問題を俯瞰して考えるべき
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景気など世の中やビジネス環境の変化によって、顧客の状況も変化する。その変化が「売れない原因」と明確に考えられる場合、営業職は「思考停止」に陥りがちである。営業職がやるべきことは何か。(AKTANA International LLC プリンシパルコンサルタント 高橋洋明)

問題を
俯瞰して捉えることの重要性

 前回(『「茹でガエル状態の企業」に多く見られる社員の思考の問題点とは』)は、「問題を俯瞰(ふかん)して捉え、モノの見方の次元を高め、解決案を検討することが、問題の本質を捉え、真の問題解決につながる」ことをお伝えした。

 営業がこの視野を持ち、社内外のさまざまな問題を適切に解決できれば、社内外の多くの人々からの評価が高まり、仕事が増え、結果を出し続けることも容易になっていくだろう。

 前回お伝えした中でも、

「『問題を俯瞰して捉え、モノの見方の次元を高める』ことの効用は、解決案の検討や、解決案の選択肢を広げることだけにとどまらない。
 企業や組織の問題は、普遍的なことや他にも応用が利くことも多く、問題解決の根本、原理原則を探究することにもつながるのだ。」

 というくだりは、極めて重要だ。