中国の電子商取引最大手アリババグループは毎年開催する「独身の日」セールの取扱高がまたも記録を更新した。11月11日と1が4つ並ぶ「独身の日」の取扱高は、今年は2684億元(約4兆1760億円)と、前年の2135億元から26%増加した。独身の日は米国のブラックフライデー(黒字の金曜日)と「スーパーボウル」のハーフタイムの要素を合わせたようなイベントだ。10日夜には人気歌手テイラー・スウィフトさんが上海近郊で開かれたアリババのパーティーに出演。その模様は、日付が変わり24時間セールが始まる直前に中国全土に放映された。買い物客は日付が変わると同時に割引商品を求めてインターネットに殺到した。アリババの取扱高は、午前0時2分には100億元を超え、午前1時4分に1000億元に達した。