損保各社決算
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大手損害保険3グループが発表した2019年度の通期業績予想からは、自然災害と海外事業の停滞に苦しむ実情が垣間見える。(ダイヤモンド編集部 中村正毅)

歴代トップ10級の大規模な自然災害
台風15・19号が大手損保に深い爪痕

 東日本地域に甚大な風水害をもたらした台風15号と19号。歴代でトップ10に入るような多額の保険金支払いが見込まれる大規模な自然災害は、大手損害保険会社の業績にも深い爪跡を残している。

 下表は東京海上、MS&ADインシュアランスグループ、SOMPOの大手3グループが19日に発表した、2019年度通期の業績見通しについてまとめたものだ。

 株主還元の原資となる「修正利益」を眺めると、3グループとも18年度通期に比べて増益を見込んでいることが分かる。

 一見すると、大型台風にも負けずしっかりと稼ぎ出しているかのように映るが、必ずしもそうではない。