2021.3.7 イオン金融部門2トップが力説「GAFAにはないリアルの強みを追求」の真意 8兆円企業の稼ぎ頭になっているイオンの金融部門。事業全体を統括するイオンフィナンシャルサービスと、中核会社イオン銀行の両トップに今後の戦略について聞いた。
2021.3.6 「幻のイオンペイ」が再始動、イオンがひた走る巨大総合金融への道【独自】 銀行とクレジットカード事業を軸に、規模拡大を続けるイオン金融。昨年には生命保険会社を傘下に収め、総合金融ナンバーワンの座を射程に捉えた。さらなる事業成長に向けて、イオンはかつて待ったをかけた「幻のイオンペイ」を再始動させた。
2021.3.5 ローソン銀行社長に聞く、「決済プラットフォーム掌握」は本当にできるのか? ローソンの銀行業参入から2年余り。情報技術(IT)と金融が融合したフィンテックの台頭で、銀行業界を取り巻く経営環境は大きく様変わりした。銀行免許を持つことのメリットが次第に薄れる中で、ローソン銀行が描くコンビニ金融の姿とは。
2021.3.4 出遅れローソン銀行に漂う閉塞感、ローソン・三菱商事のグループ支援も薄く セブンやイオンから「周回遅れ」で銀行業に新規参入したローソン銀行。金融機能の強化による収益の上積みを狙ったものの、その成果はまだ見えない。親会社のローソンや三菱商事による経営の側面支援はいかにも弱く、グループ内には閉塞感が漂い始め…
2021.3.3 セブン&アイの金融2トップが語る、「ATM一本足経営」脱却の真実味 ATM事業がじり貧の様相を呈する中で、セブン&アイグループとして今後どう金融事業を拡大していくのか。セブン銀行と電子マネーなどを所管する金融持ち株会社のセブン・フィナンシャルサービスの両社長に、中長期の成長戦略について聞いた。
2021.3.2 セブン銀行「ATM手数料収益が9割」にコンビニ市場飽和とキャッシュレスの大逆風 コンビニの大量出店と歩を合わせるかたちで、ATM事業で成長を続けてきたセブン銀行。しかし、コンビニ市場の飽和とキャッシュレス決済の普及が強烈な逆風として吹き付け、屋台骨を揺るがし始めている。
2021.3.2 セブン・ローソン…コンビニATM利用減!キャッシュレス急進で構造転換待ったなし コロナ禍とキャッシュレス決済の急速な普及で、コンビニ金融の牙城だったATMの利用件数がついに減少に転じた。足元では給与のデジタルマネー払いが現実味を帯び、現金需要がしぼむという構造転換の波に、小売り各社はどう立ち向かっていくのか。
2021.3.1 伊藤忠・ファミマ連合が「大きな挫折」を経て消費者金融へ参入を決めた舞台裏 ファミリーマートを基点に、消費者金融への参入を表明するなど個人向け(リテール)金融で攻勢をかける伊藤忠商事。あえて銀行免許を持たず、規制緩和で参入障壁が低くなった分野に一気に踏み込む戦略の背景にある、大きな「挫折」とは。その舞台裏…
2021.3.1 コンビニの金融サービス正念場、ATMとキャッシュレス決済の狭間で揺らぐ足元 銀行が斜陽産業化する中で、圧倒的な顧客基盤を武器に勢力を拡大してきた小売業発の金融サービス。とりわけ1日に4000万人を超す来店客をターゲットにしたATMなど、コンビニ業界が手掛ける「コンビニ金融」は既存の商業銀行がうらやむ象徴的な存在だ…
2021.2.17 ファミリーマートが消費者金融事業に参入へ、コンビニ店頭購買活性化目指す【スクープ】 ファミリーマートが今夏をめどに消費者金融事業へ参入する方針を固めたことが、ダイヤモンド編集部の取材で分かった。スマートフォン決済アプリ「ファミペイ」を活用し、個人に小口の資金を貸し付け、コンビニ店頭などでの購買を活性化させることが…
2021.1.26 慶應評議員の東京海上HD会長が語る、「社中の魔力」と慶應の伸びしろ コロナ禍で人間関係の在り方に変化が生じる中で、危機を乗り切る強い絆はどう生まれるのか。結束力の強さで知られる慶應義塾とOB組織である「三田会」について、慶應出身の永野毅・東京海上ホールディングス会長に聞いた。
2021.1.19 ファミマ新社長に重くのしかかる加盟店の大量契約更新「21年問題」 2020年秋の伊藤忠商事によるTOB(公開買い付け)と非上場化をきっかけに、経営体制を刷新することになったファミリーマート。伊藤忠・岡藤正広会長CEOの「懐刀」として送り込まれる新社長には、加盟店の「21年問題」という最大の経営課題が早くもの…
2021.1.2 ファミマが直面の「2021年問題」、コンビニに迫り来る大量閉店時代 これまで拡大を続けてきたコンビニエンスストア業界が、大きな曲がり角を迎えている。市場の飽和と経営悪化で強まる加盟店の反発の先には、大量閉店のリスクが待ち受けている。
2021.1.2 「百貨店が今のまま生き残れるとは思わない」Jフロント社長の決意表明 市場の縮小に加えて、コロナ禍が経営に追い打ちをかけている百貨店業界。今後の生き残りに向けて、どのように構造改革を進めていくべきなのか。その方向性とあるべき姿などについて聞いた。
2021.1.2 最大手の三越伊勢丹が人件費カット、百貨店業界に吹くリストラの嵐 コロナ禍が経営を直撃している百貨店業界。年々客足が遠のくという状況にもある中で、各社は生き残りをかけてどう構造改革を進めていくのか。その動向に注目が集まっている。
2020.12.4 コンビニvs公取委、「本部優位の値引き販売制度」を巡って神経戦 公正取引委員会からの改善要請を受けて、加盟店との取引状況などを点検し対応策を報告したコンビニ各社。大手を中心に既存の資料を焼き直したような項目が並ぶ報告書に対し、今後公取委はどう動くのだろうか。
2020.11.23 コンビニ業界の「搾取的会計方式」からイチ抜けするミニストップの改革案 公正取引委員会が、コンビニエンスストア業界に加盟店との取引改善を強く迫っている。ミニストップがいち早く見直しに踏み切る中、身構える大手3強は今後どう動くのか。各社の業績と会計処理のカラクリから、その動向を読み解く。
2020.11.14 三越伊勢丹が初の中間最終赤字、オンラインシフトに活路はあるか【決算報20秋】 コロナ禍で、統合以降初となる中間決算の最終赤字を計上した三越伊勢丹ホールディングス。構造改革の柱としてインターネット通販などオンラインへのシフトを進めるが、同時に顧客離反のリスクが足元で高まり始めている。
2020.11.12 年収1000万組に学ぶ巣ごもり投資術、キーワード「2つの金」の意味 今春以降、外出自粛による巣ごもりによって一気に熱を帯びたのが、株などへの投資だ。年収1000万円プレーヤーたちはどのような投資スタイルで、相場と向き合ってきたのか。実態調査で浮かび上がったのは2つの「金」だった。
2020.11.10 年収1000万世帯が陥る罠、資産を溶かす「外貨建て保険」と「FX」 保険会社などが営業攻勢をかける高年収の世帯が、陥りやすい資産減少の落とし穴がある。外貨建て保険と外国為替証拠金取引(FX)だ。その実態と背景について実例を基に解説していこう。