ドナルド・トランプ米大統領は外国製の自動車に対する輸入関税を発動するかどうかについて、何の決定も下さないまま期限切れを迎えた。自動車業界はホワイトハウスの次の一手が見通せず困惑している。米政権は新たな関税措置をぶち上げて仕切り直しする可能性もある。輸入車が安全保障上の脅威になり得るとの商務省の報告を受け、トランプ氏は関税を発動するかどうか11月13日まで決定する予定だった。だがホワイトハウスは期限が過ぎても発表していない。通商法の専門家は、期限を過ぎてもトランプ氏が関税発動を目指す可能性はまだあるとしながらも、そのような行動に出れば、通商拡大法232条に抵触するとの強力な異議申し立てに直面するだろうと指摘する。
米自動車関税の期限切れ、トランプ氏次の一手は
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