米マサチューセッツ州のチャーリー・ベーカー知事は27日、風味つきたばこの販売を禁止する法律に署名した。電子たばこなどのベーピング製品のほか、メンソール風味の従来型たばこも対象となる。若者の間で喫煙がまん延する中、全米各地で風味つきたばこを規制する機運が高まっている。マサチューセッツ州は全米で最も厳格な法律を導入し、その最前線に立った格好だ。同州は風味つきベーピング製品の販売は即日、メンソール風味のたばこの販売は来年6月1日から、それぞれ禁止する。たばこ風味のベーピング製品については禁止せず、売上税を引き上げる。ベーピングに起因する肺障害の事例が全米で相次いだことを受けて、ベーカー知事は9月にベーピング製品の暫定的な販売禁止措置を講じていた。この措置は予定より早い12月11日に打ち切るとした。
メンソールたばこも販売禁止へ 米マサチューセッツ州で法成立
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