ドナルド・トランプ米大統領は3日、フランスからの輸入品に追加関税を課す構えを見せた前日から一転して歩み寄りの姿勢を示した。トランプ氏は北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に合わせてフランスのエマニュエル・マクロン大統領と会談した後、記者団に対し「われわれはフランスと多くの貿易を行っており、小さな対立がある」とした上で、「おそらく解決できると思う」と語った。マクロン氏も、フランスのデジタル課税を巡る対立に関し、トランプ氏と共に解決策を見いだせると確信していると述べた。トランプ政権はデジタル課税について、アップルやアルファベット傘下グーグルなど米ハイテク企業を不当に標的にしたものだと主張している。
トランプ氏、フランスに歩み寄り示唆 制裁関税巡り
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