米アマゾン・ドット・コムは3日、ロサンゼルスで開催されたクラウド関係の年次イベントで、2種類の人工知能(AI)サービスを発表した。企業が文書や顧客との会話など複数の情報源に広がるビジネスデータから、より良い知見を得られるよう支援するサービスだ。
発表されたのは「コンタクトレンズ・フォー・アマゾン・コネクト」と「アマゾン・ケンドラ」の2サービス。アマゾンのクラウド部門「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)」でプレビューできる。
2つのツールは顧客企業が自然言語処理などの機能を採り入れられるよう支援するが、AI関連プロジェクトによくあるように長く待つ必要はない。アマゾンによると、機械学習をこの2つの独立サービスに編成することによってこれが可能になるという。