「最も残念な生き物」は政治家だったとわかった理由
国家戦略特区の疑惑を巡って行われたことは、政治家が最も残念な生き物であることを物語っている(写真はイメージです) Photo:PIXTA

 国家戦略特区の疑惑を巡って行われた、国民民主党の森ゆうこ議員による原英史氏に対しての「人権侵害」のような追及の実態については、これまで当連載で何度も論じてきましたが、その後いくつかの悪い意味での展開がありました。

 それらを通じて明確になったことがあります。今は「残念な生き物」に関する本が子どもに人気がありますが、日本で最も残念な生き物は政治家だったということではないでしょうか。

子どもさえやらないことを
平気でやる森ゆうこ議員

 森ゆうこ議員は、10月の参議院予算委員会で、原氏が国家戦略特区WG座長代理という立場で不正行為を行ったかのような発言を繰り返し、毎日新聞の事実と異なる記事を根拠に「(原氏が)国家公務員だったらあっせん利得、収賄で刑罰を受ける」、つまり「原氏が公的な立場を利用して財産上の利益を得た」と事実無根の発言までしました。

 これは、憲法第51条の免責特権(国会議員は国会内で行った演説などについて院外で責任を問われない)を盾に、森議員が誤った報道に安易に乗っかり、一般人の人権侵害を行ったことに他なりません。そこで原氏は、免責特権により森議員を名誉毀損で訴えられないため、名誉回復のため、代わりに参議院に森議員に対する懲罰を求める署名活動を始めました。

 当連載でも報告してきましたが、その後、森議員は原氏に対してさらなる「人権侵害」まがいの行為を行なっています。11月の参議院農水委員会で、国家戦略特区を巡る質疑の際、原氏の自宅住所が掲載された資料をそのまま配布し、しかも自らのHPでもそれを公開して、SNSで拡散したのです。

 当たり前ですが、住所という個人情報を本人の了解なしに勝手に公開するのはプライバシーの侵害で、法律違反になります。そこで原氏が国民民主党と森議員に強く抗議したところ、原氏の自宅住所は黒塗りにされましたが、森議員から原氏にいまだ何らの謝罪がないままとなっています。