時にはジョークやユーモアを織り交ぜてみよう

 スモールトークの中に、気の利いたジョークやユーモアを入れると、一気に雰囲気が和み、その後の会話がはずむきっかけになります。

 特に、ビジネスシーンでこちらが会話の相手より上位の立場のケースや、先方のクライエントであれば、相手は緊張して固くなっているものです。そのような状況では、何かユーモアを交えて会話を切り出したり、自分の失敗談を自虐的なジョークで明るく披露するのも効果的です。

 もちろん、ジョークはその場に相応しいものにしましょう。自分や身内以外をジョークのネタにすると、誤解を受けやすいので避けたほうが無難です。下品な話題やゴシップなどが不適切であることは言うまでもありません。
知的なジョークとか、文化的な背景理解を必要とするジョークはむずかしいので、私はたいてい自分の失敗談をジョークとして言えるようにしていました。