発達障害の子どもにも対応できる理美容店は、普通の理美容店とは、何が違うのでしょうか?
発達障害の子どもにも対応できる理美容店は、普通の理美容店とは、何が違うのでしょうか?(写真はイメージです) Photo:PIXTA

「発達障害」と呼ばれるASD(自閉症スペクトラム障害:自閉症、アスペルガー症候群など)や、ADHD(注意欠陥多動性障害)などの児童には生まれ持った特性があり、日常生活で親が困っている場面が少なくない。そのうちのひとつに「美容院や理髪店でのヘアカットが難しい」がある。近年、発達障害の児童を上手にヘアカットしてくれるヘアサロンが増え、検索サイトもできている。どのように髪の毛を切ってくれるのか、紹介しよう。(医療ジャーナリスト 福原麻希)

全国に掲載店が広がる
「ゆっくりさんのヘアサロンサーチ」

 発達障害の児童を連れて行けるヘアサロンの検索サイトを立ち上げたのは、特定非営利活動法人キープ・ママ・スマイリングのスタッフメンバーで福岡県在住の栗山美果さん。栗山さんの妹には発達障害の子どもがいて、いつも子育ての苦労話を聞かされていた。

 特にヘアカットするときは、嫌がる子どもを必死におさえつけてバリカンを使ったり、子どもが眠っている間にヘアカットしたり……。

 そこで、栗山さんは発達障害の子どもを上手にカットしてくれるヘアサロンの検索サイトの制作を思いついた。