「何だったらあなたの友達も忘年会に呼んで、一緒に盛大にやりますか!」

 A子は大声で切り返した。

「そうですか。課長がそこまでおっしゃるのなら、クリスマスパーティーはキャンセルして忘年会に参加します。これは業務命令なんですよね?それなら残業代下さい!」
「何だと!」

 周りはますますザワザワしていた。

 その週の日曜日。半年ぶりにD社労士と会ったB課長。居酒屋でビールを飲みながらため息交じりに話した。

「最近の若い子がわからない。職場の忘年会を欠席して友達とのクリスマスパーティーに行きたいそうだ。それで私が『参加は業務命令だ』と言えば、「それなら残業代をよこせ」と言い返してきて…そんな理屈はないだろう?」

 そして続けた。

「おまけに他の女性課員全員が「A子さんの忘年会不参加を認めるなら、私たちも不参加でお願いします」と言い始めたんだ。おかげで収拾がつかなくなって困ってるよ」

 D社労士は笑いながら質問した。