勉強にもゲームにも集中できるすごい方法

 20時過ぎまでいっきに勉強を続けるよりも、一度ゲームでリフレッシュした方が、受験対策がはかどること。そして22時半以降からの最も熱い時間帯に、ゲームセンターに再び戻るとゲームの調子もいいこと。自分なりに検証した結果、互いにいい影響を与え合うことを確認できていたわけです。決めることであまり意志の力を使わずに済みますし、そうやって機械的に行き来しているうちに、習慣にもなりました。

 後ろ髪を引かれる気持ちはあっても、とりあえず一度、お店の外に出てリセットする。そこまで行くと「まあいっか」という気持ちになれました。夜風に吹かれながら歩くうちに、いつの間にか受験対策のことに気持ちは切り替わっていることが多かったです。そして、予備校に着きさえすれば後はどうにでもなります。さっさとノルマを終わらせて、またゲームセンターに戻ろう。そんな気持ちになる勉強量に決めてもありました。集中してやればちょうどいいタイミングで戻れるくらいの分量です。

 この予備校とゲーセンを往復する方法は、浪人時代も継続していました。そのくらい、僕はどうしてもゲームがやりたかったのです。