日本は緊縮財政にふさわしくない時期に消費税を3度も引き上げた。3度目の増税は予想よりも大きな打撃を経済に与えている。日本経済研究センターが10日発表した10月の月次国内総生産(GDP)は前月比3.7%減少となった。消費税が8%から10%に引き上げられたことが響いた。これは、政府が同じ過ちを犯し、消費税を5%から8%に引き上げた2014年4月のGDPに迫る落ち込みぶりだ。