写真はイメージです Photo:PIXTA
4~6月期成長率は内需悪化で4.3%に減速
中国経済の減速感が強まっている。7月15日に発表された2026年4~6月期の実質GDP成長率は、前年同期比+4.3%と1~3月期の+5.0%から伸びが鈍化した(図表)。ゼロコロナ政策の影響で経済が停滞していた2022年10~12月期(+3.0%)以来の低い伸びとなり、中国政府が掲げる2026年の成長率目標「+4.5~5%」の下限も下回った。国家統計局公表の前期比も+0.9%(年率+3.6%)と1~3月期の+1.3%(年率+5.3%)から伸びが鈍化した。
2024~25年の中国経済は、長引く不動産不況や地方財政難などの問題に直面しながらも、好調な輸出や消費支援策などにより、前年比+5%と一定の成長を維持し、「+5%前後」の成長率目標もギリギリ達成してきた。しかし、今回の4~6月期成長率は、その綱渡りが一段と厳しくなっていることを示唆する。
特に注目すべきは、投資や個人消費といった内需の弱さが鮮明になっている点だ。不動産市場の低迷、インフラ投資の反動減、消費支援策の効果一巡、そして原油高の影響などが下押し要因となった。








