2020年版がなんと15年目となる『和田裕美の営業手帳』。ここまで長く愛され続ける理由の一つに、毎年、和田さんが新たに書き下ろす「月の言葉」「WEEKの言葉」の存在があります。和田さんの思いが詰まった素敵なメッセージに励まされるという愛用者は実に多く、愛読者ハガキにもそうしたコメントが溢れています(こちらの記事参照)。そこで、本記事では特別に「月の言葉」「WEEKの言葉」の一部を大公開します!

2019年残り2週分の
「WEEKの言葉」

2019年12月16日〜22日(第51週)
【自分の人生を受け入れるWEEK】

うまくいかないことがあったとき、ずっと言い訳をする人がいます。ずっと誰かのせいにしてし
まう人もいます。それでは本質は見えません。外側の要因(他者)ではなく、内側の要因(自分)
に目を向けて、できないことをできないままにしないようにする。そういう行動こそが、「この
人生でよかった!」と自分の人生を受け入れることにつながるのです。

2019年12月23日〜29日(第52週)
【「人生をキラキラさせる」WEEK】

いつかいつかと先延ばしにしていることを書き出してみる。それを見つめて考える。どうしても
したいこと、しなくてもいいことは何だろう? そして、やってみる。そして、捨ててみる。そ
れだけであなたは変われるし、人生がキラキラになる。「できるかできないか」なんて考えない
こと。行動すれば成長する。それこそが、生まれてきた目的なのだから。

2020年1月の
「月の言葉」「WEEKの言葉」

【2020年1月の言葉】
見えない未来のその先に「なりたい自分」が待ってます。わくわくしながらイメージを膨らませてそこに向かう過程を楽しむんです。

12月30日〜1月5日(2020年第1週)
【生き生きした顔でいるWEEK】

今年を最高の1年にしたいなら、どこにいても何をやっているときでも「生き生きした顔でい
る」ことです。交差点や電車のなかで気の抜けたような顔をしないで、いつも何かに「わくわく
した表情でいる」ことです。チャンスの神さまは、私たちを毎日面接しています。毎日、自分
の顔と向き合うこと。神さまから合格をもらって、チャンスをたくさんつかんでください。

1月6日〜12日(第2週)
【相手の気持ちを想像するWEEK】

自分と相手は感じ方も受け取り方も違うので、勝手な思い込みと「悪気はなかった」という軽
はずみな言葉で、知らぬ間に相手を傷つけているかもしれません。どんなことを言ったら相手
は喜ぶのか? 怒るのか? どんな言い方をしたら伝わるのか?──そんなことをちゃんと考
えて話したら、もっと心が通いあうはずです。

1月13日〜19日(第3週)
【「持ってないから幸せ」なWEEK】

「評価が欲しい」「お金が欲しい」「結婚したい」──私たちにはいろいろな願望がありますよ
ね。でも、これは「今持ってない」からこそあるもの。これらすべてが叶ってしまうと人はまた
次の欲望を見つけます。そうやって何かを求めて生きることを浅ましいという人もいるけれど、
求めるからこそ人は努力したり傷ついたりして成長できるのです。

1月20日〜26日(第4週)
【客観視してみるWEEK】

あなたが問題を抱えているとき、あなたはその渦中にいます。渦の真ん中でもがいているので、
何も見えていないのです。そんなときはまず、「同じ問題を◯◯さんが抱えていたら、なんとア
ドバイスするだろう?」と、他人ごととして考えてみてください。自分を冷静に痛みなく客観視
できると、その問題の姿がくっきりと見えて「簡単に解決できる」方法がわかるのです。

1月27日〜2月2日(第5週)
【「好きな人」を多くするWEEK】
自分の周りが好きな人ばかりなら、毎日が幸せですよね。でも、苦手な人が多いと毎日が不幸
です。だからといって「苦手な人とは関わらない」ってことじゃなく、まず自分自身が幅広くた
くさんの人を好きになることです。まず、人のいいところを見て好きになってしまうと、自分が
幸せになれるのです。好きな人を多くすることで幸せが増えるのです。

2020年2月の
「月の言葉」「WEEKの言葉」

【2020年2月の言葉】
旧暦では、1月末から2月初めが年明け、お正月です。

だから1月に切り替えできなかった人は今月が仕切り直し月間です。

2月3日〜2月9日(第6週)
【「強がりの鎧」を脱ぐWEEK】

「いつも元気でいなきゃいけない」「弱音を吐いてはいけない」──こんなふうに「◯◯しなく
てはいけない」という枠に自分を入れてしまうと、人間味のない人になってしまうと思いません
か? ときには強がりをやめて「もうダメだ~」となってもいい。ネガティブな感情を受け止め
て、「そんな自分でもいいんだ」と自分を許すことこそがマイナスを手放す方法なのです。

2月10日〜2月16日(第7週)
【「失敗を恐れる気持ち」に気づくWEEK】

何かを達成したいなら、目標を堂々と宣言することです。こう言うと、宣言なんて恥ずかしい
とか、もっと準備してから言おうとか、抵抗が出るかもしれません。この抵抗は「失敗を恐れ
る気持ち」です。願っても叶わないのは行動しないから、そして行動できないのは失敗が怖い
からです。その抵抗に気づいたら、「失敗しても死なないよ」と自分に言ってあげてください。

2月17日〜2月23日(第8週)
【たくさん笑うWEEK】

大きく口を開けて明るく笑うと、周辺の空気まで浄化されたようになります。笑っていれば、
「ちょっと楽しいこと」が「すごく楽しいこと」になります。4歳の子どもは1日平均500回笑
うそうですが、大人はたったの15回だそうです。だから、子どもは楽しいのです。笑いに理由
は必要ありません。とにかく、笑う。これ以上の「楽しく生きる方法」はないんです。

2月24日〜3月1日(第9週)
【「言葉の形」をイメージするWEEK】

自分の言葉がどんな形をしているのか考えたことはありますか? 私はときどき、真正面から
きついことを言わなければいけないので、そんなときは言葉がナイフの形になって相手にぐさ
りと刺さらないように、言葉が滝行の水のようになるイメージで伝えています。「何を」よりも
「どんなふうに」言うか——ちょっと意識するだけで人間関係が丸くなるのです。

2020年3月の
「月の言葉」「WEEKの言葉」

【2020年3月の言葉】
朝起きたら「今日もきっといいことがある!」と声に出して言ってみます。いいことって思った以上にたくさんあると気づけます。

3月2日〜3月8日(第10週)
【「愛情」に隠れた嘘を見破るWEEK】

父から「元気か?」「仕事は順調か?」と聞かれたら、「まあ、なんとか」と答えていました。け
っしてそうではないときも。だから気付けばよかったのです。「帰ろうか?」と言ったとき、「忙
しいだろう。無理しなくていいよ」と答えた父の言葉の裏にある「思いやり」に。誰かを信じる
とは、その言葉を信じるのではなく「愛情」に隠れた嘘を見破ることだと思うのです。

3月9日〜3月15日(第11週)
【「お金を求める、お金を使う」WEEK】

人は、お金があるだけでは幸せにはなれません。けれど、お金がないと経済的に自由になれ
ません。「足るを知る」とか「分相応に……」とか「身の丈に……」とか言わず、素直になって
お金を求め、お金を使ってさまざまな経験をしてください。お金であなたが手に入れられるも
のは、「物質」ではなく「経験」なのです。

3月16日〜3月22日(第12週)
【改善方法を見つけるWEEK】

なかなか結果の出ないとき、自分のダメなところにがっかりしたり、誰かのせいにしてみたり
と、悩むこともあると思います。そんなときは、「ありがとうございます!」とまずは明るく言う
んです。「もっとよくなるために、私は改善されるんだ!」と、素直になって感謝して、笑顔に
なること。そうやって原因を探したら、必ずよい改善方法が見つかります。

3月23日〜3月29日(第13週)
【「自分のものさし」をしまうWEEK】

私たちはつい自分のものさしが一番正しいと思いがちです。だからよく「普通だったら……」と
言って相手の言動を頭から否定してしまったりするんです。でも、靴を履いて暮らす人たちの普
通と、はだしで生活する人たちの普通は全然違っていて、互いに「あっちが変!」なんて言うか
ら対立してしまう。自分のものさしをしまってから相手と話せば、人生があったかくなります。


このように、『和田裕美の営業手帳』には著者からの素敵なメッセージがたくさん詰まっています。2020年はあなたも是非『和田裕美の営業手帳』をお使いいただき、これらの言葉のシャワーを毎日浴びてみませんか。