まず、もともと好きだったという絵画を習いだした。そして、今年日本で開催されたラグビーW杯のボランティアにも参加。来年の東京オリンピックへのボランティア参加も決まっているそうだ。

 このように、仕事のほかに、趣味、ボランティアといった社会参加を貪欲にこなし、つながりの資産をどんどんためている彼は、もともと明るい性格ではあるものの、とても幸せそうで、生き生きとしている。

 実は私も、彼の新しい会社で肩書と名刺を持たされてしまった。といっても無給なのだが、私にとっても、新しいつながりづくりに役立つので、喜んで手伝ったり、相談に乗ったりしている。

 まだ気力も体力も残っている40代後半から50代前半あたりが、もっともつながりを広げるチャンスなのかもしれない。

 さて、本連載は今回で2019年は最後となる。来年、令和2年の干支は「子(ね)」、十二支の始まりの年だ。干支も一巡して新たなスタートを切るにはちょうど良い年ではないだろうか。

 常々やりたいと思っていたけれどもできなかったことにチャレンジしてみるのもいい。気になった趣味の教室などに顔を出して、これまでとは違うつながりをつくるのはどうだろう。これまで以上に、つながりを意識し、人生100年時代への備えを始めてみることをお勧めしたい。

(文/情報工場シニアエディター 浅羽登志也)

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50代前半で貪欲に「つながり」を広げるメリットとは
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