自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)と「プジョー」を傘下に持つ仏自動車大手PSAグループは経営統合を正式に発表し、手続き完了に向けた長い道のりにおける最初の節目を通過した。両社は18日、巨大合併の最終的な条件を明らかにした。その概要は、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の10月末のスクープ後に発表されていた。新たな交渉でプジョーの株主にとって条件はやや改善されたものの、同社が取るリスクの方が大きいことに依然変わりはない。
FCAとプジョーの合併、勝ち組はやはり前者
最終条件はPSAにとって改善されたものの、負うリスクは依然多い
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