頑張っているのに痩せない人の間違い・その1
空腹状態で運動した方が痩せる!

「ため込んだ脂肪を落とすためには、空腹状態で運動した方が痩せる!」と仕事帰りにジムに直行したり、週末の朝、何も食べずにホットヨガに行ったり、ランニングをしたり……そんな頑張り屋さんのダイエッターは少なくありません。最初のうちは体重も落ちるので、「このやり方をしていれば今度こそ痩せられる!」と期待してしまいます。

 しかし、しばらくすると体重は横ばいに。頑張っても落ちなくてただでさえイライラしているのに、たまの外食で体重は増加!これでは、「何をやっても痩せない」と思うのも仕方ありません。

 自暴自棄になる前に見直していただきたいのは、運動前の空腹のレベル感です。この生活に慣れてしまうと、空腹を感じなくなっているかもしれません。でも、本来なら食事をしている時間を運動にあてているという方は要注意です。

 ダイエットのために運動をするとしても、強い空腹状態では運動強度(運動時にかかる負荷)が下がってしまいますし、パフォーマンスも上がらないので非効率的です。また、摂取カロリーを減らすことと、代謝がよくなることや引き締まったボディーラインになることとはイコールになりません。

 運動ありきの生活で食事と食事の間が極端に空いてしまうと、逆に脂肪をためこみやすくなってしまったり、夕食が遅い時間になってしまったり、運動後の食事量が極端に増えたり、といったリスクもあります。

 運動でダイエット効率を上げたいのであれば、規則正しい食事の時間はできるだけずらさずに運動の時間を取り入れたいところです。ただ、平日、夕食後に1時間空けて、それからジムへ……というのはなかなか難しいですよね。その場合、運動前にバナナなどすぐエネルギーにかわりやすい果物やおにぎりのような脂質の低い炭水化物を口にして、運動時の空腹状態を防いでから運動に向かいましょう。