――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」***中国は新規株式公開(IPO)に関する法規の改正を決めた。この改革努力は書面上では賢明に思われるが、その成否は中国政府の本気度にかかってくるだろう。全国人民代表大会(全人代、国会に相当)は4年余りにわたる協議を経て証券法改正案の一部を承認した。3月に施行する改正法は、同国の株式上場制度を先進国に近づけるだろう。中国では現在、市場監督当局が個々のIPO案件を入念に審査しているため、承認を待つ審査案件が山積みになっている。上海または深センへの上場待ちの企業は400社を超え、待機期間が数年にわたる可能性もある。当局は上場を目指す企業に対して持続的に黒字を計上できることなどを求めている。