【1970年】ダットサン「240-Z」(Datsun 240-Z)

 現在49歳の人が生まれた年の名車が、この「240-Z」。ダットサン(これは、日産自動車が製造した「フェアレディZ」の海外市場向けの呼称です)が発表した、スポーツカーとして完璧なバランスを備えた1台でした。

 今も色あせない美しいデザインのツーシーターで、特徴的なヘッドライトはジャガー「Eタイプ」のデザインを参考にしたものと言われています。

 長いボンネットの下に潜む151馬力の直列6気筒エンジンと、わずか2300ポンド(約1043キロ)という軽い車体とのバランスによって、この後の人気ブランドとなったZシリーズ独自の野生さが表現されています。

 ダットサン(日産自動車)にとって象徴的存在となったZシリーズですが、そのインスピレーションは今日の最新作である「370Z」に踏襲されています。

【1971年】スタッツ「ブラックホーク」(Stutz Blackhawk)

 大型アメリカ車のシャシーにイタリア製ボディーを組み合わせ、限定生産されたのがこのスタッツ「ブラックホーク」です。デザインに関しては…極めて1970年代的です。

 現在48歳の皆さんが誕生した年の名車「ブラックホーク」は、高価な車でした(仕様にもよりますが、3万~7万ドルという価格帯です)。が、当時のセレブたちはこの超高級車を愛してやみませんでした。

 ジョニー・キャッシュ、フランク・シナトラ、サミー・デイヴィスJr、モハメド・アリ、ジョージ・フォアマン、ポール・マッカートニー、アル・パチーノ…。このクルマに魅せられたセレブを挙げるとキリがありません。中でも、エルビス・プレスリーは1台購入した後、さらに追加で3台を購入したのだとか…。