――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  中国生まれのコーヒー王者は幸運続きだ。だが投資家は「泡」を盛り過ぎない方がいいかもしれない。  中国版スターバックスとも呼ばれるラッキンコーヒー(瑞幸珈琲)にとり、昨年はホットな1年だった。同社の中国国内の店舗数は4507店と倍以上に増加し、スターバックスを抜いて中国最大のコーヒーチェーンになった公算が大きい。スターバックスの中国店舗数は9月時点で4125店だった。ただ、スターバックスとは異なり、ラッキンの店舗は大半がテークアウト向けで、店内飲食型ではない。