【北京】ドナルド・トランプ米大統領が中国を相手に貿易戦争を繰り広げた2019年、米国の対中貿易赤字は縮小した。それでも中国の製造業者による米国への輸出は依然として、米製造業の対中輸出に比べかなり多い。  中国の貿易黒字拡大はトランプ政権に格好の攻撃材料をもたらし、政権は中国政府の「不公正な貿易慣行」を是正させるため、中国製品に対し矢継ぎ早に関税を発動した。だが米中は今週、貿易交渉の第1段階の合意を結ぶ予定で、そうした流れが間もなく反転する見通しだ。ただ多くのエコノミストは、貿易赤字を本質的に悪とみなすトランプ氏の見解に反論を唱えている。