【ワシントン】ドナルド・トランプ米大統領の弁護団は20日、トランプ氏に対する弾劾条項は根拠がなく危険とした上で、上院は迅速に却下すべきとの考えを示した。  弁護団はこの日、171ページにわたる弁明文書を上院に提出。米下院が先月可決した2つの弾劾条項に対する法的擁護について初めて詳述した。  ホワイトハウスが提出した文書では、弾劾条項には法律違反が全く含まれていないと指摘。弾劾裁判では、法律違反が必ず含まれている必要はないが、過去の事例では法律違反が含まれることが一般的だったとしている。