米電気自動車(EV)メーカーのテスラが29日発表した2019年10-12月期(第4四半期)決算は、コンパクトカー「モデル3」が寄与して納車台数が過去最高に達したことなどから黒字となった。  純利益は1億0500万ドル(前年同期は1億4000万ドル)。ただ通期では8億6200万ドルの赤字だった。同社は通期決算で黒字を達成したことがない。  10-12月期の売上高は2%増の73億8000万ドルと、市場予想の69億9000万ドルを上回った。納車台数は23%増の11万2000台だったが、高価格モデル車の納入は減少した。  調整後1株利益は2.14ドル。