米動画配信大手フールー(Hulu)が2日に開かれた米プロフットボールリーグ(NFL)の王者決定戦「スーパーボウル」向けコマーシャルに、去就が注目されるクオーターバックのトム・ブレイディ(42)を起用した。ネットフリックスやアマゾン・ドット・コム、そして新たな参入企業も加わり動画配信市場で激しい競争が繰り広げられる中、注目を集めることが狙い。白黒映像のコマーシャルは引退や移籍の可能性がささやかれているニューイングライド・ペイトリオッツのブレイディが、「どんなにすばらしいことでも、いつかは終わりを迎えなければならない」と話す場面で始まり、20年近く続くキャリアに終止符を打つことを匂わせるもの。だがその後、ブレイディはスポーツの生中継やケーブルテレビ(CATV)放送など「Hulu + Live」について語り、これまでのテレビのあり方には別れを告げる時が来たと話したうえで、最後に「自分? 自分はどこにもいかない」とコマーシャルを締めくくっている。
スーパーボウルCMでHulu、去就注目されるブレイディ起用
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