途中の部分での求積問題

 大問4は、正三角形の辺上を動く中心を持つ円の軌跡。いろいろな学校で出題はされている問題だが、途中の部分での求積問題は初めてかもしれない。ここはかなりの生徒が苦戦したと思われる。

 ようやく2日目の最終問題である大問5は、立体図形・切断。(1)は灘の受験生ならば見たこと、解いたことはある問題の1つではあるだろう。(2)(3)は(1)で求めたものを切断するのだが、こういったものが頭の中で処理できる、生徒の頭の中の構造が知りたいと私は思う。正答率は高くはないだろう。