女子校から共学化して現校名になったのは1995年のこと。2020年4月からは7時間授業にカリキュラム変更し、制服も刷新する予定で、学校全体が再び「変革」の時期を迎えようとしている(青稜中学校・高等学校)

中学入学時の難易度(偏差値)よりも卒業時の実力(偏差値)が伸びている首都圏中高一貫校の「6年間の学力の伸び」ランキング。これまで、「早慶上理」「難関国立大」について取り上げてきた。今回は、中高一貫校に進んだ生徒が、「せめてここには入りたい」という人気の首都圏私立大「GMARCH」である。(ダイヤモンド・セレクト編集部)

女子に人気のMARCHだが

 MARCHとは、明治・青山学院・立教・中央・法政の5大学のイニシャルを並べた通称で、これにGこと学習院大を加えたものがGMARCHとなる。「早慶上理」や国際基督教大(ICU)に次ぐ難関大で人気も高い。このGMARCHへの合格実績が、中堅の私立一貫校にとっては受験応募者を呼び込む最大の訴求点となる。

 私立大文系学部を狙う女子は多い。各大学の女子比率を見てみると、断トツに高いのはICUだ。募集人員が620人と少ないため、あまり話題にならないが、3人に2人近くを女子が占める。次いで6割の上智大、5割台前半には立教大、学習院大と並び、青山学院大が僅差で過半数となっている。

 それ以外の大学はどうか。早稲田・中央・法政の各大学が4割弱で並び、さらに数ポイント下に明治大がいる。東京理科大でも4人に1人は女子である。

 では、「GMARCH」のランキングは女子校ばかりなのか、というとそうでもない。女子校も7校と多いが、今回掲載した25校中過半数の14校が共学校だ。背景には、女子の共学校志向の高まりがある。2位東京都市大学等々力は東横学園という女子校だったが、いまでは共学の人気実力校に変身した。