米ツイッターは再び飛び立ったわけではないが、6日の2019年10-12月期(第4四半期)決算は満身創痍(そうい)の同社がひどく必要とする追い風を吹かせるには十分だった。決算は強弱が交錯する内容だった。3カ月前に予想に反して落ち込んだ広告の伸びは勢いを取り戻した。利用者数の増加ペースも回復した。10-12月期はツイッターを毎日利用し、広告を閲覧する利用者を指す「マネタイザブルDAU」が700万人増と、前年同期の200万人増を上回った。アナリストらが予想していた利用者数の純増幅の3倍に近い数字だ。広告収入は前年同期比ほぼ12%増の8億8500万ドルで、ウォール街の予想の8億6400万ドルを上回った。