米大統領選の民主党候補指名に向けニューハンプシャー州で11日に実施された予備選では、バーニー・サンダース上院議員(バーモント州)が僅差で勝利し、有力候補としての地位を固めた。ただ、先週のアイオワ州党員集会でサンダース氏と事実上首位を分け合ったインディアナ州サウスベンド市のピート・ブティジェッジ前市長も勢いを保っている。エイミー・クロブチャー上院議員(ミネソタ州)の巻き返しも目立つ。一方、エリザベス・ウォーレン上院議員(マサチューセッツ州)と、いったんは支持率トップに立っていたジョー・バイデン前副大統領は急速に後退している。アイオワ州党員集会の集計混乱から1週間。11月の本選でドナルド・トランプ大統領に挑む民主党の候補選びはいよいよ本格化する。以下に、序盤に戦いに関する5つのポイントをまとめた。