米ネバダ州の民主党支部は、22日に行われる党員集会で各地区の集計結果の報告にタブレット型端末「iPad(アイパッド)」や「グーグルフォーム」、電話を使用する。アイオワ州の党員集会では集計結果を報告するアプリケーションで不具合が生じていた。民主党支部は13日、新しいシステムのセキュリティーテストを行っていると述べた。ボランティアが使い方の指導を受けており、22日の党員集会本番に向け、さらにテストや研修を行うとした。バックアップとして紙の記録も取るという。選挙のセキュリティー専門家は、短期間で投票プロセスを見直すと間違いが起こるリスクが高まると警告し、普通では考えられないと述べた。アイオワ州では、一部地区が集計作業と報告のために使っていたアプリに不具合が生じ、バックアップとしていた電話による報告もスムーズに行われなかった。そのため結果発表が遅れ、信頼性も損なわれた。