韓国で先月に新型コロナウイルス(COVIT-19)の感染拡大が始まった際、国民は国内で確認された感染者と接触していたかどうか、悩む必要はなかった。患者番号12番は、午後5時30分から上演の韓国映画「南山の部長たち」を見るためE13とE14の席を予約した。患者17番は、ソウルの豆腐料理レストランで食事をした後、午後0時40分の列車に乗った。患者21番は自家用車を運転して平日夜の教会の礼拝に向かった。ウイルス感染数日前の各患者の生活を記した、こうしたデジタル日記とも言える情報が、保健福祉省のウェブサイト上で公表されている。これまでに確認された感染者29人の移動経路が箇条書きで詳述してある。