米アップルの業績見通し引き下げによって、長らく続いてきたグロース株への投資熱が再び試練にさらされそうだ。  投資家はここ数週間、コロナウイルスの感染拡大を受けた中国の混乱と景気減速にもかかわらず、米国株をけん引してきた主力ハイテク株の上昇が続くことに賭けていた。急速な収益拡大を約束するハイテク企業を信頼し続けてきたのだ。  ノースウェスタン・ミューチュアル・ウェルスマネジメントのチーフ投資ストラテジスト、ブレント・シャット氏はグロース株について、「どんな景気の嵐にも耐えられると投資家は信じている」と指摘する。