【ワシントン】米大統領選に向けて民主党の指名獲得を争うマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長は18日、金融機関の監督強化や消費者保護、大学授業料の負担軽減などの経済政策案を発表した。他の民主党候補者らがすでに打ち出している政策案に近い内容だ。  9ページにわたる提案は、金融機関が景気後退に耐えられるかを図るための審査をさらに強化する他、金融取引への課税、銀行の投機的投資を規制する目的で2013年に導入された「ボルカールール」を緩和する動きを反転させることなど、他の民主党議員らが支持する項目が含まれた。